「最近肌にハリがない…」
「顔色がくすんでいる…」
そんな時は夏の悪習慣が「肌疲れ」を招いている恐れがあります。
肌疲れの症状や原因を詳しく知り、美肌に戻す改善方法を取り入れましょう!
身体が疲れていると、肌もどんよりくすんで見えますよね。
他にも肌がごわついたり、シワが目立ってくることも。
これらの症状には、疲れやストレスによって発生する活性酸素が関係しています。
活性酸素が肌を酸化させ、くすみや肌トラブルを招いているのです。
すなわち肌疲れとは、疲れた身体から発せられるSOSサイン。
特に夏はさまざまな負担が増える時期なので、肌疲れを見つけた時は早めの疲労回復が大切です。
では、肌疲れの原因別に改善方法をご紹介します。
夏は食欲が低下したり、食事内容に偏りが出やすいため、栄養不足で肌トラブルを招いてしまいます。
また季節柄、ビールなどのアルコール量も増えがちです。
適度であれば問題ありませんが、過剰になってしまえば肝臓に負担がかかり、肌のくすみや荒れに繋がってしまうでしょう。
≪食生活改善方法≫
1日3食、和食中心のメニューをバランスよく食べましょう。
夏は口当たりのいい麺類ばかりを食べてしまう傾向があるので、肉や魚などのたんぱく質を補うことが大切です。
ただし胃腸が疲れている時は、脂質が負担になることも。
まずは消化のいいおかゆや煮こんだ野菜などで、胃腸の回復を促しましょう。
気温が高いと、ついついエアコンを多用してしまうもの。
しかし身体が冷えると血行が悪くなり、肌のくすみや不調に繋がってしまいます。
そして暑いからといって入浴をシャワーですませてしまうと、さらなる身体の冷えを招くことに。
冷えが重なれば自律神経やホルモンバランスを乱れさせ、肌疲れどころか生理不順や肩こり・腰痛にも繋がりかねません。
≪冷え改善方法≫
エアコンの設定気温を高めにするか、カーディガンやひざかけなどで身体の冷えを防ぎましょう。
また、エアコンは肌の乾燥も招くので、乾燥対策や保湿ケアも欠かさないようにしましょう。
入浴は、ぬるめのお湯を使った半身浴がおすすめです。
夏は睡眠不足や運動不足で、メンタル面が弱りがちです。
ストレスによってさらに活性酸素が発生しやすくなり、肌の老化を促してしまうでしょう。
≪ストレス改善方法≫
ストレスに強い心は、健康な身体からもたらされます。
まずは生活リズムを整えて、しっかりと睡眠を取りましょう。
朝に日光を浴びるとセロトニンが分泌され、体内時計を正常に戻しやすくなりますよ。
そして体調が良くなってきたら、定期的な運動を心がけましょう。
ウォーキングなどの有酸素運動は血行を促進させるため、肌の回復にも効果的です。
暑さで疲れやすい夏だからこそ、より健康を意識した生活が大切です。
まだまだ暑い日が続くため、夏の暑さに体も肌も負けないように生活を見直してみて下さいね。