「肩こり」や「肌トラブル」は、呼吸で改善できる!?

美容に関するコラム

「肩こり」や「肌トラブル」は、呼吸で改善できる!?

「肩こり」や「肌トラブル」は、呼吸で改善できる!?

緊張していたり、何かに集中しているとき「ふと気づくと呼吸が浅くなっていた」という経験はありませんか?
人は緊張した時や集中している時に、浅い呼吸を繰り返す性質があります。
実は、この浅い呼吸が肩こりの原因になることがあるのです。

それは、どういうことなのでしょうか?
その原因や肩こりや血流の改善、肌トラブルの改善が期待できる呼吸法を紹介します。

浅い呼吸が肩こりを悪化させる

浅い呼吸が肩こりを悪化させる

心臓の動きや胃腸の動きなど人間の体の中で自動に動く自律運動は、自分でコントロールできません。

肺は、胸郭(きょうかく)という骨に包まれています。
この骨が膨らんだり縮んだりする動きによって、肺に空気が送られたり、出されたりしています。
肺も自律神経の働きによって動いているので、緊張すると無意識のうちに呼吸が浅くなってしまいます。

呼吸が浅くなると体に十分な酸素が送られなくなり、血流が滞って代謝が落ちてしまいます。
それにより肩の筋肉もこわばり、肩こりも悪化しやすくなるのです。

肩こりを改善! 正しい呼吸法

自律神経で働く心臓や胃腸、肺と違って、呼吸は意識すれば変えることができます。
浅い呼吸を深い呼吸に変えて、肩こりを改善しましょう。
この呼吸法を行うことで、同時に血流の改善や肌荒れの改善効果が期待できます。

■口から吐いて、鼻から吸う

深く呼吸するためには、まず息をしっかり吐き出すことが必要です。
肺が空っぽになるほど空気を吐き出すことで、新しい酸素を肺の中にたくさん取り入れることができます。
そして、鼻から息を吸いこみます。
鼻の方が空気の通り道が狭いので、よりゆっくりと呼吸することができます。

こうして腹式呼吸ができるようになったのならば、腹式呼吸をしながら歩く方法をオススメします。
これは、肩こり改善に効果的です。

やり方は簡単です。
腹式呼吸をしながら肩を動かすように、両手を大きく振って歩きましょう。
歩くことで血流が良くなりますし、こりの原因になる疲労物質を溜まりにくくしてくれます。
1日10分を目安に行いましょう。

東洋医学では、皮膚のことを「肺経」と呼び、皮膚と肺は深い関係があると考えられてきました。
東洋医学の考えを基にすると、呼吸法を改善すると肩こりが改善し血流が良くなるだけでなく、肌トラブル解消も期待できますよ!
ぜひ呼吸に意識を向けて、毎日の生活を送ってくださいね。

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