無駄な脂肪のないスレンダーな体は、美しさを追求したい女性のあこがれの的です。
ストレッチや有酸素運動などさまざまなダイエット法がありますが、普段何気なく行っている「歩き方」も足痩せや痩身と深い繋がりがあります。
ダイエットに繋がる正しい歩き方を知り、日常生活からダイエットを行いましょう！
私たちは、歩く時に足全体の筋肉を使っています。
そのため、足全体に正しく負荷がかかって筋肉が使われないと、使われていない部分の筋肉が衰えて脂肪が付きやすくなるのです。
足太りやむくみを引き起こすと言われている項目には以下のようなものが挙げられます。
・内股歩き
・ひざを曲げたまま歩く
・かかとを擦る
・つま先着地、かかとを浮かせている
・前のめりになっている
・浮き指（指先が常に地面に着いてない状態）
これらの歩き方は、足の裏の外側部分だけや骨盤など特定の部位にだけ負担をかけるため、ふくらはぎや太ももの筋肉が衰退しやすくなってしまいます。
偏ったバランスで筋肉が育つことで、極端に太ももや膝部分が太くなってしまうのです。
洋梨体型や太もも周りだけ太い場合は、生活習慣や体質だけでなく歩き方が原因で引き起こされることもあると覚えておきましょう。
運動となるとなかなかやる気が起きないという人でも、一歩も歩かないという人はいないはずです。
正しい歩き方を身に付け、筋肉を刺激して足痩せを実現させましょう！
・姿勢作りが最初のポイント
足の動作だけ正しく直しても、体の基盤である姿勢が歪んでいては体に負荷がかかってしまいます。
歩く時は、背筋を伸ばして胸を開くように肩を広げましょう。
また、先ではなく3～5m以上先を見るように心がけることで、自然と姿勢の歪みが改善されます。
・かかと、膝、つま先に注目
着地する時はつま先ではなくかかとから足を下ろし、足の側面からつま先に体重を移動させるように意識して下さい。
踏み出す時は指先を毎回使ってしっかりと地面を蹴るようにしましょう。
膝はできるだけ曲げず、最初のうちは太ももの内側、裏側の筋肉が伸縮することを意識して歩くと感覚を掴みやすいです。
また、膝の向きは外側でも内側でもなく、進む方向に対してまっすぐになるように心がけましょう。
・大幅で歩く
足の筋肉を刺激するには、大股でゆっくりと歩くことが重要です。
小股で足早に歩いてしまうという人は「人」という字になるように意識しながら、大股で歩いてみましょう。
大股で歩くことで筋肉の伸縮がより大きくなるので、代謝が上がり脂肪を燃焼してくれます。
・腕は大きく振る
歩く時に、手に何かを持っていて腕を振らないという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、体の筋肉をバランスよく使うには、体の重心を落ち着かせてくれる腕の動きがとても重要になります。
歩く時はできるだけ両腕を大きく動かして、腰や腹筋など上半身の筋肉も使うように意識してください。
足全体の筋肉を使うには、足にフィットしてくれる靴で歩くことも重要です。
スニーカーを履く機会を増やし、正しい歩き方で筋肉を鍛える時間を増やすことをオススメします。
まずは朝の通勤や買い物に出掛ける時に、正しい歩き方を始めてみてはいかがでしょうか。
