酸欠が痩せにくい体を作る? 酸素と体の関係とは

美容に関するコラム

酸欠が痩せにくい体を作る? 酸素と体の関係とは

酸欠が痩せにくい体を作る? 酸素と体の関係とは

酸素は、生物が生きていくのにもっとも欠かせないものです。

しかし、仕事や子育てなどに追われてストレスフルな生活を送っていると酸素不足になりやすくなるといわれています。
体の中に酸素が足りなくなると肩こりや疲れ目、頭がボーっとするなどのさまざまな不調を引き起こすとともに、なんと痩せにくい身体にもなってしまうのです。

では、なぜ酸素不足が痩せにくい体を作ってしまうのでしょうか。
その理由と酸素を体の中にたくさん取り込むために今からできることについてお話します。

酸素が不足すると痩せにくくなる? その理由とは

酸素は呼吸によって肺に取り込まれ、血管を通り赤血球にくっついて全身の細胞へと運ばれます。
細胞に運ばれた酸素は、体温を保ったり代謝を行ったりするときのエネルギーを生み出す役割を果たします。
この酸素が不足すると、体中の細胞の働きが悪くなってさまざまな不調が起こるのです。

もちろん、酸欠はダイエットにも悪影響を及ぼします。
酸素が不足すると、余分な脂肪を分解してエネルギーに変える働きがにぶくなり、どんどん蓄積されてしまうのです。
この状態では、どんなにダイエットに励んでも痩せにくい体質になってしまいます。

では、どうすれば体内の酸素を増やすことができるのでしょうか?

酸素を増やすために今からできること3つ

酸素を増やすために今からできること3つ


①有酸素運動
ウォーキングや水泳などの有酸素運動は、体内に効率よく酸素を取り込んで脂肪を消費できる方法の1つです。
体を動かすことによって血管が広がり、赤血球にくっついた酸素が毛細血管のすみずみにまで行き渡るようになります。

酸素が全身に行き渡るとその分脂肪がエネルギーとして利用されやすくなり、痩せやすい体になるのです。
その際、20分以内の短い運動では血液中のエネルギーを利用しているだけの状態になります。
体内の酸素を増やして健康になるためにはそれでも十分効果的ですが、スリムな体を手に入れるためには無理のない範囲で少し長めの時間運動するようにしてくださいね。

②鉄分を摂取する
血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンは、体内のすみずみまで酸素を運ぶ役割をもっています。
これが不足すると、いわゆる貧血状態になります。
貧血持ちの方は、同時に酸欠状態でもあるのです。
ヘモグロビンは鉄分に含まれています。
レバーやほうれん草、カツオやマグロなどの赤身魚といった鉄分の豊富な食材を積極的に食べるようにしましょう。

③呼吸に気をつける
浅い呼吸は多くの酸素を体内に取り込めず、酸欠状態になりやすくなります。
そんなときに効果的なのが腹式呼吸です。
ゆっくりと鼻から息を吸いながらおなかを膨らまし、次にゆっくり口から息を吐きながらおなかをへこませていきます。
これを、朝晩に加えて仕事の合間などの気分転換に10セット程度行ってください。
体に酸素が行き渡り、スッキリとした気持ちになります。

体中にしっかり酸素を行き渡らせて、健康的にキレイなボディラインを手に入れましょう!

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