ただダイエットをして体重を落としても、きれいな体にはなりません。
逆に、むやみに筋トレをしてがちがちの筋肉をつけてしまうのもよくないですよね。
残しておくべき脂肪は残し、鍛えるべき筋肉を鍛えてメリハリのあるボディをつくることが女性には必要なのです。
では、女性はどの部分の筋肉を鍛えるべきなのでしょうか?
きゅっとくびれたウエストをつくるために欠かせないのが「腹斜筋」です。
腹斜筋は脇腹の筋肉で、普段の生活ではあまり使わない部分。
鍛えるためには、右手を上にあげてゆっくり斜め上に向かって伸ばし、これを左右交互に行います。
上半身をひねるツイスト運動も効果的です。
ふっくらしたバストをつくるには脂肪が必要ですが、それを支えるためには「大胸筋」もしっかり鍛えておかなくては
いけません。
大胸筋を鍛えるには、腕立て伏せがいいと言われています。
鍛えすぎてかたい胸になってしまってはいけないので、膝をついたままの腕立て伏せや椅子につかまった腕立て伏せなど、負荷をかけすぎないものをコンスタントに続けていきましょう。
太ももは部分痩せが最も難しい部分。
でも、ほっそりした太ももがキープできれば、ミニスカートやスキニーパンツをきれいに履きこなすことができます。
内転筋を鍛えるためには、スクワットがおすすめ。
毎日続けていれば太ももの部分痩せも夢ではありません!
年齢を重ねると、脂肪が多いお尻はどうしても垂れてきてしまいます。
きゅっと上がったお尻にするためには、「中殿筋」を鍛える必要があります。
中殿筋にいいエクササイズは、片足を椅子のうえにのせて行うブルガリアンスクワット。
椅子の上に足をのせることによって、骨盤が歪まずに中殿筋を鍛えることができます。
二の腕が太いわけではないのに、腕を振るとプルプルするという人は、二の腕の後ろ側の上腕三頭筋が
衰えてしまっているはず。
上腕三頭筋は普段あまり使わない部分ですので、意識的に動かす必要があります。
トレーニング方法は簡単で、両腕を後ろに伸ばし、できるだけ床と平行になるまで上にあげます。
そのまま腕を上下にひねるように動かします。
この運動をすると、すっきりとした二の腕になれますよ。
きちんと筋肉がつくと、内臓が正しい位置に戻ったり、代謝が上がったりと美容にも健康にもいいことばかり。
どの筋肉も自宅でできるトレーニングで鍛えられますから、ぜひやってみてください。